ブロガーフェス参加ブロガーによるエクストリームな体験レポート!
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東京別視点ガイド

松澤茂信

2015 年 06 月 25 日更新

高知旅行でヘンテコなものを4つ食って、ヘンテコな場所を5つ見た話

高知県。

その単語を聞いて、パッと頭に浮かぶのは
カツオのたたき、闘犬、桂浜、坂本龍馬
以上、それぐらいであった。
2年前に珍スポットをひたすら巡りまくる日本一周旅行をしたさいも、高知県は3つ4つのスポットに行っただけで、はやばや九州へ移動してしまった。

しかし、よくよく調べて掘っていくと、変わったメシに愉快な人。
面白げな場所があるわあるわのジャックポット状態。
ジャンジャンバリバリ、香りたつ情報が入ってくる。

というわけで、2泊3日の高知旅行を敢行し、10個のエクストリームな体験をしてきたわけだ。
「食」「観光」「小ネタ」「人」の4ジャンルに分け、ここにその小旅行のすべてを記録しよう。

 

 

食べ物がエクストリーム!

その1:しらすダシのスープに中華めんを投入した「中日そば」

高知県赤岡のあたりを散策していると、定食屋や喫茶店に「中日そば」と書かれたのぼりがやたらめったら立っている。
土地柄、中日ドラゴンズとも関係なさそうなものだが、中日そばとはこれいかに。
耳なじみのない料理名だし、クックパッドで検索しても1軒たりともレシピが出てこない。

▲中日そば

不思議のダンジョンシリーズにハマって以来、「分からないものはとりあえず食え」の精神が身についているので、そのうちの1軒にとびこみ、さっそく注文。

謎の料理・中日そばの正体は、うどんスープとしらすのだしを割った和のスープに、中華めんを投入した変わり種の麺類であった。
和と中の合作なので、中日そばという。

透きとおるスープはさっぱりしているものの、魚のダシが濃厚に効いて、存外に複雑な味わいだ。

薬味として、一味唐辛子とコショーを持ってきてくれた。
和風の側面を重視するなら唐辛子をかければいいし、ラーメンとしてとらえるならばコショーをかけるのも悪くない。

▲中日そば保存会の野村さんと。「私は中日そば界の中興の祖だよ」とおっしゃっていた。

中日そばは、もともと赤岡町あたりの飲食店でよく出されていた料理。
だが、その扱いはラーメンよりはるか格下だったとか。
「ラーメンより安いし、ま、中日でも食うか」みたいな補欠的ポジションに追いやられていた中日そばに、野村さんは着目。
周辺の店に声をかけ、赤岡名物として売り出すことにしたそうだ。

▲ちりめんおこげ

珍しいのは中日そばだけではない。
「ちりめんおこげ」は、中華めんではなく焼きおにぎりを投入した代物だ。
中日そばよりスープの透明度は高く、高知の清流・四万十川を彷彿とさせる。

おにぎりを崩しながら、スープにつけていく。
おにぎり表面はパリパリとしたおこげ食感を楽しめる一方、内部はお粥みたいにサラサラいける。
2つのまるっきり異なる食感が面白い料理だ。

その2:日本で一番堅いスイーツ「ケンピ」

いままで食べてきたお菓子のなかで、もっとも堅かったもの、それが「ケンピ」だ。
揚げたサツマイモに砂糖をからめた「芋けんぴ」も高知名物と有名だが、「ケンピ」の原料は小麦粉と砂糖のみ。
練った小麦粉を薄く延ばしたもので、あまりの堅さから「堅干」と当て字されることも。
腕利きの宮大工なら、こいつを釘代わりに寺社仏閣を建造できるんじゃないかというほどの強度だ。

「お年寄りは、口にほおりこんでそのままほおっておくんですよ」とのアドバイスをうけ、老人流を実践した。
30秒もほおっておくと、ほわっと溶けて卵ボーロ感覚で噛みくだける。
鬼のような硬さとは裏腹な、優しい甘みが癖に代物だ。

その3:デカい!デカすぎる「軍鶏の手羽先」

▲軍鶏の手羽先

高知は闘鶏が盛んな土地柄で、安芸郡には「しゃも闘鶏場」もあり、12月~6月の半年間闘鶏が行われている。
ひと昔前は、敗れた軍鶏でそのまま鍋を作っていたそうだ。

高知の飲食店では、いたるところで軍鶏が食べられる。
そもそも闘鶏用のニワトリなので、気性も荒く、体も大きい。
一般的なサイズを想定して1人で6本注文してしまったのが、運ばれてきた手羽先の大きさに「うわっ・・・軍鶏の手羽先、デカすぎ・・・?」とネット広告みたいな反応をしてしまった。
クリスマスに食べるターキーほどではないものの、それに近いサイズの手羽先なのだ。
筋肉が発達しているので、弾力も強く、食い甲斐がある。
2本も食べれば、腹が膨れる。

余談だが、たらふく軍鶏を食べてホテルに戻ったら、本棚にマンガの軍鶏が置かれてた。読んだ。

その4:じゃこの塩気が意外と悪くない「じゃこアイス」

高知名物ちりめんじゃこをこれでもかとソフトクリームに振りかけた「じゃこアイス」。
アイスの粘り気で、じゃこがくっついてるだけなので、こぼさず食べきるのがすごく難しい。
マナーの先生ならどう食すのだろうか。

コウモリ傘とミシンの出会いのように、ビジュアルこそシュールレアリスムな食い物だが、意外や意外、悪くない。
じゃこの塩気とアイスの甘みが見事にマッチし、塩アイスのような旨さがあるよ。

 

 

 

観光地がエクストリーム!

その1:弥生人が住んでた「龍河洞」

高知龍馬空港から車で30分。
香美市の山のなかにある、全長4kmの鍾乳洞が「龍河洞」だ。
山口の秋芳洞、岩手の龍泉洞とならんで日本三大鍾乳洞に数えられる。
洞窟内から弥生式土器や炉の跡も発見されていて、弥生時代に住居として使われていたようだ。

当時の生活を解説したオブジェがおかれている。
弥生人がマンモスを狩っているんだけど・・・

槍には「触らない」と、思いっきり現代人に向けた注意書きがぶら下がっていた。

洞内はアップダウンが激しいうえに、鍾乳石がごつごつとせり出し、道幅が狭い。
身をよじりながら、奥へ奥へと足をすすめれば、ドラクエのダンジョン感覚だ。

全長4kmのうち歩いてまわれるのは1kmだけ。
とはいえ、平坦な道のりではないので、ちゃっちゃと早歩きしても40分はかかる行程だ。
なにかあった時のため、洞内数か所に電話ボックスが設置されている。

「クラゲ石」「絞り幕」など特徴的な形をした鍾乳石には、逐一、名前がつけられている。

3分の1ほど進んだところにある電話ボックスは椅子付き。
1つ目のボックスより顧客サービスが向上している。
これならば、なにかあったときに座りながら、ゆっくりと会話ができる。

鍾乳石と鍾乳石の間がかなり狭い道には、「双葉山のへそすり石」と名前がついていた。
横綱双葉山関がへそを擦りむいたのが所以だとか。
お相撲さんを捕獲するための罠みたいな形状をしていた。

「鍾乳石のネーミングが気取ってなくて、面白いな~」と感心していると、第3の電話ボックスがお目見え。
椅子はもちろんのこと、足の踏み場まで作られていた。
進めば進むほど、電話ボックスが豪勢になっている。

鬼面石や

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