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森の国「こーち」で笑顔に出会う旅  [2009年12月20日(日) ]
県外の人が想像する「高知」といえば、カツオ・坂本龍馬・ジョン万次郎など、海大波にまつわる物事が多いですが、実は県土の8割以上を山地が占める大森林県朝日でもあります。

今回の旅は、そんな森林県「こーち」(発音は平坦ですが)に触れあう旅をしてきました。

有給休暇をとって、金曜日の朝の飛行機で羽田空港を飛び立ちます。
お天気は快晴です太陽OK



羽田から約一時間半、あっというまに高知龍馬空港に到着です。

空港でレンタカーを借り、一路東へむかいます。
物部川を渡り、安芸市方面に車を進めると、時々右手に太平洋が輝いて見えてきます。

空港から約50分、最初の目的地、安田町の輝るぽーと安田内にある「Rapport」(ラポール)に到着です。ここは、この秋できたばかりのレストラン。建物の二階なので、目の前が太平洋の絶景ランチが楽しめます。
きれいな盛り付け、あっさりした味付けでとっても美味しかったです。


平日のランチタイム、座席はほぼ埋まっています。
これだけきれいな海ですから食後は当然、海岸でお散歩タイムです。
お気に入りの石を見つけては、拾い集めてお土産にします。

ここからは安田川に沿って上流を目指します。
目指すは馬路村(うまじむら)。
ゆずを使った物産でいまや全国区となった村です。

この馬路村、特産はゆずだけでなく、魚梁瀬杉(やなせすぎ)とよばれる杉の木でも有名です。このやなせ杉を使った曲げわっぱつくり体験をするため、馬路温泉にむかって1.5車線時々2車線道路を進みます。
道沿いには盛りは過ぎたものの、ゆずの黄色い実が目につきます。


馬路温泉の敷地内にある工房で、体験教室スタートです。
「体験」と言いながら、実は講師である四国勝さんが原型は準備してくださっています。
自分たちでやるのは、「桜の皮を縫うように通して締め込む作業」と「ふたと底の接着」、「仕上げのやすりがけ」の工程だけです。それでも約1時間半、ああでもないこうでもないと、工作気分を満喫できました。わからないところは優しく教えてもらえるし、なにより杉の曲げわっぱが、たった2,000円で手に入るなんて!
この笑顔がすべてを物語っています笑顔

一仕事終えて、次に向かうは農協さんです。
ここではゆずジュース「ごっくん馬路村」の製造工程を見学することができます。
見学後には作りたてのごっくんを試飲させてもらえます。
労働の後のごっくんは最高でした・・・

村内のゆず窄汁工場(さくじゅうという言葉を馬路に来て初めて知りました)では、風呂桶のようなかごに入ったゆずをフォークリフトで運んでいました。
村中、どこからともなく香っていたゆずは、ここが発生元でした。


さて、馬路温泉で一日の疲れをとって、二日目は早朝スタートです。
朝7時半からの朝食もそこそこに、やなせ杉の生える森を目指し、魚梁瀬(やなせ)集落へ車を走らせます。
村のふるさとセンター「まかいちょって家」で紹介いただいた森の案内人、はぜ山逸男さんと魚梁瀬の丸山公園で合流します。
ここで私の車に同乗していただいて、ダムができる前、森林鉄道が走っていた頃のお話をうかがいながら、やなせ杉のふるさと、「千本山」の登り口を目指します。

かつて森林鉄道が通っていたというだけあって、道幅は狭いものの高低差の少ない道を30分ほどで登山口に到着しました。


最初のうちは階段ですが、15分も歩けば落ち葉がふかふかして気持ちいい森です。
ただ、樹の太さだけが異様に太く、目の錯覚かと思うほどです。
ここの杉の木は植林ではな自然に生えたもので、その樹齢は250年前後のものはざらで、400年以上のものもあるそうです。さすが、日本三大杉美林に数えられることはあります。

見上げると、あまりの高さに鉢巻が落ちたという「鉢巻落し」は、ほんとにクラクラしました。(真ん中の写真)

杉以外にも、神棚に供えるサカキの巨木やトガサワラという希少な樹を見ることができました。
地元の方のお話を聞きながら歩くと、文化や歴史についても知ることができて、旅に深みが増します。物静かでお話し好きの方だったので、とてもリラックスして森を歩くことができました。

往復3時間ほどのハイキング、魚梁瀬集落に戻って軽く昼食をとった後、馬路に戻ってきてお土産選びです。

ごっくん、ゆずこしょう、ゆずポン酢、ゆずジャム。お土産が決まったところでお茶にします。
「ゆずの花」というパン屋さんは、お店の中でパンとお茶を楽しむことができます。
クリスマス用のシュトーレンという堅く焼いたパンもお土産に追加です。



馬路村をあとにして、途中、道の駅大山では雲間からサーチライトのような光が洩れている光景にしばし見とれ、さらに高知市を目指します。

市内に到着したらレンタカーを返却して急いでチェックイン。すぐさま、とでん(土電)に乗り、高知城へ向かいます。今日(12月5日)から、高知城で「土佐・龍馬ゆめ灯篭」が始まるのです。

来年1月16日からの「土佐・龍馬であい博」のプレイベントとして、広場や石段に色とりどりのキャンドルの明かりが灯されています。
1時間ほど散策し、もうお腹はぺこぺこ。高知でいつもお世話になる廿代町の「スタンド(もと)」になだれ込みました。
このお店、知らなければまず足を踏み入れることのない地元密着な雰囲気のお店です。
お母さんの正調土佐弁をあてにお酒をなめつつ、塩たたきをいただきます。
最近ではどこでも見かけるようになった塩たたきですが、ここはシンプルの極み、塩味のタタキにニンニクだけです。このたたきのために高知に来てるんです走る泳ぐ

そしてやっぱり最後の締めは餃子にビール、そしてラーメンです。江の口川沿いの屋台、「安兵衛」は今日も流行っています。1品500円、3品で1500円と酔っ払いジョッキにもわかりやすい値段設定ですウインク
ここで二日目は終了。明日の日曜市に備えます。



朝、明るくなるのが遅いこの季節、ゆっくり朝食を食べて8時過ぎに日曜市に繰り出します。

12月の日曜市を歩いたのは初めてでした。ここで驚いたのは秋・冬・春が混在していることです。季節の大根やカブが充実しているのはもちろんの事、鮎、ゆず、四方竹(秋に出る断面が四角いタケノコ)、シイの実、新いもけんぴに葉ボタン、菜の花まで出ています。
なんとキュウリやスイカまで並んでいます。恐るべし、日曜市。

日曜市で買い物を満喫し、おばちゃんの笑顔に見送られたら、高知市内の観光地を巡る「MY遊バス」に乗り込み、桂浜です。

ホテルで買っておいたチケットは、使用する日を自分で削るタイプ。なんだか楽しい。
途中、五台山の牧野植物園を通り過ぎ、浦戸大橋をわたって桂浜に到着!はりまや橋から約40分です。
ここでは、かの有名な龍馬像の横に足場を組んで、真横から見られる「龍馬に大接近」を体験。龍馬像がいつも眺めている太平洋を、同じ視線で見ることができるぜよ。

ここからまたMY遊バスに乗り、高知市街に戻ります。
ここで軽く昼食。帯屋町にある中華そば「土州屋」は魚の出汁の効いたスープが魅力です。
土佐派と呼びたいこの味付け、市内では外せないお店です。

そのあと、どうしてもたたきがもう一度食べたくなり、日曜市へ引き返し、ひろめ市場を冷やかしましたが、ものすごい人人人で断念。
大橋通の商店街をぷらぷら歩くと、なんと魚屋さんにカウンターがあり、見るからに地元のおんちゃんが昼間っからお酒を飲んでるやないですか。
吸い寄せられるようにおんちゃんの横に陣取り、ビールジョッキとタタキ魚を注文します。
・・・美味くないわけがありません。旅の神様に感謝です。
お店のおんちゃんはホタテを焼くのに忙しいのに、ポーズをとってくれましたまる

さて、いよいよ旅も終わりに近づいてきました。

ホテルに戻って荷物を整理し、ひといきついたところで最後ののんびりタイム。
宿泊していたはりまや町の「セブンデイズホテルプラス」の近くに出来たパン屋さん、「POUSSER」(プウセ)でお土産用のパンを選び、すぐ近くのカフェ、「Decembre」(デサンブル)でお茶です。
丁寧に淹れたカフェオレが、忙しくも充実した旅をゆっくりと思い出させてくれます。
高知にはこんなカフェが増えてきて、旅を楽しく彩ってくれます。
さて、そろそろ空港へ向かうバスの時間です。



空港でチェックインを済ませ、出発を待っていると西の空に夕日が沈んでいきます。

搭乗案内のアナウンスに急かされ、飛行機に乗り込みます。
機体に夕焼けが映ってきれいです。

離陸後、飛行機は夜の領域に向かって飛んでいきます。
夕焼けの最後が見えなくなるまで窓の外を見続けて、こーちの旅が終わりました。


 おしまい



〜〜〜〜〜 旅のレポート 〜〜〜〜〜


行程
12月4日(金)〜12月6日(日)

12月4日
羽田空港     8:35 (ANA561便) 高知龍馬空港 10:05
高知龍馬空港 10:40 (レンタカー)  安田町ラポール11:40
安田町ラポール12:40 (レンタカー)  馬路温泉    13:40
曲げわっぱ体験14:00〜15:45
ごっくん見学  16:10〜16:40
宿泊 馬路温泉


12月5日
馬路温泉     8:00 (レンタカー)  魚梁瀬丸山公園8:35
丸山公園     8:40 (レンタカー)  千本山登山口 9:10
千本山ハイキング(傘杉堂まで往復) 9:10〜12:00
千本山登山口 12:00 (レンタカー)  丸山公園    12:30
丸山公園    13:30 (レンタカー)  馬路      14:00
馬路       15:20 (レンタカー)  高知市街   17:30
宿泊 セブンデイズホテルプラス


12月6日
日曜市散策 8:00〜10:00
はりまや橋   10:20 (MY遊バス)  桂浜      11:01
桂浜       11:50 (MY遊バス)  はりまや橋  12:35
市内散策
はりまや橋   15:35 (空港連絡バス)高知龍馬空港16:10
高知龍馬空港 17:10 (ANA568便)  羽田空港   18:25



旅のお値段

ANA「旅作」利用(任意の航空便、ホテルの組み合わせ、オプションでレンタカー)
・往復航空券、ホテル1泊朝食付き(高知市内セブンデイズホテルプラス)、レンタカー(12/4・10:45〜12/5・20:00)  2名分合計 66,900円

馬路温泉 1泊2食 2名分合計 17,800円
曲げわっぱ体験 1個2,000円×2人=4,000円
山の案内人 1グループ3,000円
MY遊バス 1日券(市内の土電も利用可) 900円×2枚=1,800円
龍馬に大接近 100円×2人=200円
空港連絡バス 700円×2人=1,400円



問い合わせ先など

レストランラポール 太平洋が一望できる 9:00〜21:00 (水曜休)
 安芸郡安田町安田1574−3輝るぽーと安田内 TEL:0887−38−5331

馬路ふるさとセンターまかいちょって家・・・曲げわっぱ体験、山の案内人の紹介
 安芸郡馬路村馬路382番地1 TEL:0887−44−2333

馬路村農協 ごっくん馬路村ゆず加工場 8:30〜17:00
 安芸郡馬路村3888−4 TEL:0887−44−2211

ゆずの花 国産素材のパン屋さん 8:00〜売り切れまで(月・火曜休)
 安芸郡馬路村3888−1 TEL:0887−44−2488

馬路温泉
 安芸郡馬路村馬路3564−1 TEL:0887−44−2026

セブンデイズホテルプラス
 高知市はりまや町2−13−6 TEL:088−884−7111

スタンド志(もと) 塩味のたたきがおいしい店
 高知市廿代町1−11 TEL:088−873−0200

土州屋 魚介スープがおいしいラーメン屋さん 11:00〜20:00(水曜休)
 高知市帯屋町2−1−29明朗ビル1F TEL:088−871−1279

池澤鮮魚 大橋通り飲める魚屋さん 8:00〜21:00頃
 高知市本町2丁目1−19 TEL:088−822−1002

ブーランジュリーPOUSSER(プウセ) おいしいパン屋さん7:30〜19:00 (火曜休)
 高知市はりまや町2丁目13−10 TEL:088−855−4770

Decembre(デサンブル) サンドイッチがおいしい素敵なカフェ8:30〜18:00 (火曜休)
 高知市はりまや町3−5−16 TEL:088−803−7002

 
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