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川の時 花の時  2009年10月13日(火)
  故郷・・・

皆さんの故郷はどちらですか?
私の本籍地は高知市鉄砲町
父の兄弟が集まると飲んで笑って宴の終わりは「よさこい節」


でも高知には、いまや先祖のお墓が3つあるだけ
年老いた父の兄弟が毎年交代で、山のてっぺんにあるお墓に参って来ましたがもう限界。
「高知のお墓を守るべきだ」「いや子供達のために関西に移転しよう」
叔父たちの意見もまとまらぬ内に・・去年父(88才)が亡くなりました
優しい父でした

シルバーウイークに感謝!
母のリュックに父の遺骨を入れて総勢13名でいざ高知へ!
こうして父は大好きな土佐湾大波の見える山のお墓に帰郷しました

「 ふるさとに 墓は残りて 葛の蔦」 

でもシルバーウイークは大変・・・・
いつもなら取れる宿が一杯です。
どこもかしこもすげなく電話を切られる中。
「何にもございませんが・・」と無理をして受け入れて下さった宿がありました。
旅館「和加松」のお女将さんです。
電話の向こうのお声がとても優しくお会いするのが楽しみでした。
この方です。確か82才とおっしゃいました。とても愛らしい方。




  いざ 四万十川へ・・・

荷物を旅館に置かせて頂いていざ四万十川へ。
四万十・・四万十・・・何度も思い描いた憧れの川
皆さんは如何でしょうか?

川幅は広く
両岸には山々の連なり
水は澄み流れはゆるやか。
この川をどこまで遡れば源流に辿り着くのでしょうか?
「このままどんどん上流へ連れて行って下さい。」
そう船頭さんにお願いしたくなる川のぼりです。



船は色んな家族と行き交います。

おやおや?向こうから二艘連結のカヌーがやってきます。
すごい!と近づいてみるとお父さんとお母さんにはさまれた小さな兄弟です。
緊張した面持ちの子供達。きっと今、夢を叶えてる若い両親
その家族を引っ張るインストラクターさん
みんなこの日を忘れないでしょうね。



沈下橋から一回転ジャンプを披露するお父さんもいます。
橋の下には拍手でもう一回とせがむ浮き輪の女の子
この日お父さんは何回飛んでくれたかな?



船を下りたら,お散歩をしましょう。
沈下橋を渡り、座ってみて下さい。
そして川原でまたぼんやり・・・
そこに流れるのは川時間
小さなスケッチブックを広げていると大学生の息子が寄って来ました。
「俺,美術2やった」
「いいのよ、そんなこと。絵は心ドキドキ小」とペンを渡したら彼も描き出しました。
私の絵を見て「勝った!」とうれしそうだったので内緒で公開。



私のは?「感情の発達していない子供の描いたみたいな絵やな」
とみんなに爆笑されて非公開
(いいの。ここに私の四万十が確かにあれば・・・そうですよね?)
四万十川にたゆたい、流れた半日でした


  ほんこ・・?

旅館に帰っておかみさんに御礼を。
そして長い間の疑問を尋ねてみました。
父は私達が小さかった時「ほんこ、ほんこ」と言って抱っこしてくれました。
これは高知の方言ではないかな?と叔父に聞いてもわかりません。
高知で土産物やさんや、タクシーの運転手さんに聞きますが
「そんな言葉はこの辺で聞いたことがない」と悲しい
おかみさんは答えて下さいました。
「ええ、私は大正生まれですが、小さいときに、ほんこちゃん、ほんこちゃんと言って両親は 抱っこしてくれました。ほんこは高知の昔の言葉で、本当にかわいい子ということです    よ・・・」と。キラキラ

朝になりました。
宿を発つ時間です。
「また高知へお帰りの際は、よろしければお立ち寄り下さいね」
と見送って下さったお女将さん。
どうぞお元気で。またきっと帰って来ます。


  



旅の終わりは牧野植物園。牧野富太郎は高知出身。
小学校を中退した世界的な植物学者です。
ただ草花を愛する心の満ちた画集のような植物図鑑が好きでした。
牧野植物園の計画が持ちかけられた時
病床にあって彼はその場所を
めがね「是非高知に!」と希望されたとここに来て初めて知りました。
どこに暮らしていても高知を心から愛してやまなかったのですね。

牧野植物園に咲いていた芙蓉を描きました。(名誉挽回?)



「ふるさとや 芙蓉を揺らす 風の中」


  あなたに・・・

帰って来て、忙しい毎日が又始まりました。
でも高知を想うと、あの川の時、花の時が静かに流れます。

高知を訪れるあなたに
どうぞ良い旅をと願います。
そしていつか
高知でお会いできる気がします。












































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コメント(6)
コメント
さすが高知出身の方だけあって、暖かくて深いレポートでした。
Posted by:よーさん  at 2009年12月23日(水) 11:34

四万十川でカヌーしてみたいですね
Posted by:おじゃ  at 2009年11月07日(土) 21:28

家族や周りの人への視線が優しいですね。
私も四万十川の舟旅の楽しさを思い出しました。
Posted by:hyoutanjima  at 2009年11月03日(火) 18:46

優しいふるさと高知の良さが親から子へ伝った素敵な旅ですね。絵も写真もいいですね。
Posted by:ハイブリッドII at 2009年11月01日(日) 15:22

ご家族とのやさしい時間を共有させていただきました
Posted by:jupi  at 2009年10月16日(金) 19:13

私も四万十川でカヌーしてみたいです
Posted by:まりもも  at 2009年10月16日(金) 00:16