西川地区の地域愛と自然を満喫できるコースとなっている。
コースは地域の方々が中心となり整備しているため、一年中登りやすくなっている。
登り始めは比較的傾斜が強いが、コースの途中にある「秋葉山の山桜(樹齢200 年)」の位置から見晴らす香南市は、頂上を目指す活力を与えてくれるだろう(山桜の見頃は毎年 3月中旬から下旬)。
元々田畑として利用されていた場所などもあり、初夏の森林浴、秋には渡り蝶であるアサギマダラが飛来し羽を休める姿が観察できるなど、秋葉山のある西川地区の歴史と自然を堪能できるコースとなっている(アサギマダラは毎年 10月中旬頃から飛来する)。
山頂付近に奉られている秋葉神社は、静岡県にある火防(ひぶせ)の神・秋葉山本宮秋葉神社の分社である。
山頂からは香南市を一望でき、晴れた日には雄大な太平洋を望むことができる。また、山頂を目指すコースの途中では「塩の道」と呼ばれる歴史ある道に通じる「文代峠」へ向かう林道もあり、西川地区全体の山々を楽しめるコースとなっている。
高知東部自動車道香南かがみICより県道30号を経由して15分。
西川公民館駐車場を利用(香南市香我美町口西川1648-1)。